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新型コロナウイルス検査―PCR、抗体検査、抗原検査について

[2020.07.25]

新型コロナウイルス検査―PCR、抗体検査、抗原検査について

 

皆様こんにちは!

新型コロナウイルス検査、PCR、抗体検査、抗原検査、名前も似ていて、分かりにくくないですか。

この記事を読むと理解できると思います。

目次

  1. PCR検査
  2. 抗体検査
  3. 抗原検査

 

1.PCR検査

PCR検査は、のど(鼻咽頭ぬぐい液)や唾液の中のウイルスの一部を増幅しウイルスがいるかどうか確認する方法です。

 

少ないウイルスでも検出が可能で、比較的迅速で一番精度の高い検査といえます。

 

発熱、咽頭痛、咳、鼻水、頭痛、倦怠感など、現在感染している疑いのある人に行う検査です。唾液で検査できるようになり、一般のクリニックでできるところが少しずつ増えています。(健康保険適応です)

 

2.抗体検査

皆さんもよく知っている、はしか、風疹、水疱瘡、すべてウイルスによるものです。一度かかるとそれぞれのウイルスに対しての抗体ができます。

 

新型コロナウイルスでも抗体ができます。現在、たくさんの医療機関が新型コロナウイルス抗体検査を行うようになりました。自費診療(健康保険がきかない)なので、費用もバラバラ、安いとこでも4、5千円、高いところは1万円です。

 

新型コロナウイルスは抗体ができるのに症状が出てから2週間かかります。発症初期の診断には全く役に立ちません。こないだの風邪、コロナだったのかあとから知りたいときなどに行う検査です。

 

3.抗原検査

PCRも抗原検査の一種ですが、ここでいう抗原検査は、のど(鼻咽頭ぬぐい液)や唾液からとった検体を専用のキット(インフルエンザの検査キットに似てます)で検査します。30分程度で結果が出ます。

 

PCR検査と比べてのどや唾液のウイルス量が多くないと正しく判定で決ません(感度がPCRより低い)(健康保険適応です)。

 

また、のどからの検体採取は、感染防御の重装備が必要でできる施設が限られています。PCR検査と異なり抗原検査では唾液の検体は、専用の検査機器が必要で検査が出来る施設は限られています。抗原検査はPCRと同じ症状がある方に適した検査です。

 

以上が新型コロナウイルスの代表的な3つの検査です。現在、発熱、のどの痛み、咳、鼻水、頭痛、だるさがある方は、PCRか抗原検査

以前(2週間以上前)の風邪がコロナか知りたい方は抗体検査を受けるとよいと思います。

ありがとうございました!!

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