メニュー

新型コロナワクチン3回目接種について

[2022.03.15]

新型コロナワクチン3回目接種について

 

皆様こんにちは!

新型コロナウイルス、オミクロン株による第6波が少し落ち着いてきました。

今回はワクチンについて、効果、副反応、接種後の抗体価の話です。

ワクチン効果には、感染予防、発症予防、重症化予防があります。

罹らないための感染予防には追加接種(3回目接種)が有効とされています。

感染予防についてファイザー社製ワクチン2回接種は、効果無しからせいぜい19%程度との報告があります。追加接種するとそれが55%~77%に上昇します。ただし効果は徐々に減っていきます。

重症化(入院)予防についてはファイザー2回で70%、ファイザー追加接種後9週以内94%減少すると報告があります。

 

副反応は、発熱、疼痛などの急性副反応が、ファイザー製、モデルナ製いずれでも40-90%

です。有名なモデルナアームは、若い女性の腕の紅斑で、接種者の1-2%に起こるとされています。最も懸念される接種後心筋炎は若い男性(30歳以下)に多く10-100件/100万回の頻度で、モデルナにやや多いとされています。

紫のYの字の形が抗体です。

ワクチン接種後の新型コロナウイルス抗体価について

一般に3回目にモデルナ製を接種した方のほうがファイザー製を接種した方よりも(モデルナ-モデルナ-モデルナやファイザー-ファイザー-モデルナ)抗体価は上がるようです。ただし抗体価が高いことが感染阻止と連動する指標であることは証明されていません。よってあまりこだわる必要はありません。

 

まだワクチンを接種していない方の参考になれば幸いです。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME