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コロナ禍の中、今年のインフルエンザはどうなる

[2020.09.22]

皆様こんにちは!

コロナ禍の中、今年のインフルエンザはどうなるのか少し考えてみました。インフルエンザワクチン接種するかどうか迷っている人は参考にしてください。

1)2020年シーズン、一足早く冬を迎えた南半球のインフルエンザ流行、2)始まったばかりですが、日本のインフルエンザ発生状況、3)インフルエンザワクチン接種の意味について、この順番で話を進めてみます。

目次

1)2020年シーズン、南半球のインフルエンザ流行

2)2020年シーズン、日本のインフルエンザ発生状況

3)インフルエンザワクチン接種の意味

 

1)2020年シーズン、南半球のインフルエンザ流行、下のグラフは南半球の代表としてオーストラリア保健省の資料です。検査で確定したインフルエンザの患者数です。縦軸が患者数、横軸が月、週です。

 

2020年を表す赤の線が3月下旬から激減しています。

 

因果関係がありそうなのが3月15日オーストラリアのモリソン首相は記者会見で、新型コロナウイルス市中感染のペースが加速し始めたと述べ

感染を防ぐため、検疫の強化と、人との距離を保ったり、握手を自粛するなどの対応をとるよう呼び掛けています。コロナ対策がインフルエンザの減少にも有効でした。

同じ南半球の南アフリカ共和国、南米のチリでも同じ傾向が報告されています。

 

2)2020年シーズン、日本のインフルエンザ発生状況

一方日本では9月からインフルエンザの定点報告が始まりました。

9月11日の厚生労働省の発表によると2020年8月31日から9月6日、全国の報告数3人に対して、2019年同時期3813人、2018年同時期338人

 

9月18日発表によると2020年9月7日から9月13日、全国の報告数4人に対して、2019年同時期5738人、2018年同時期655人

 

2020年のシーズンは、激減し2019年に比べて1000分の1以下、2018年に比べて100分の1以下です。この傾向が続くことを願い、厚労省のホームページを注視していきたいと思います。

3)インフルエンザワクチンをどうするか

今年は新型コロナウイルス感染症(Covid-19)と、季節性インフルエンザの同時流行(ツインデミック)が心配されます。

 

同時にかかったら、より重症になったり、症状が似ているの、どっちかわからない人が町中にあふれたり、想像するととても恐ろしいです。

 

オーストラリアでのインフル予防接種はどうだったかというと、同国保健省の4月の発表によれば記録的ワクチン数を用意したとされています。オーストラリアでのインフルエンザ激減の一つの要因と考えられます。

 

もう一つ、専門家による査読前の論文ですが、米国、ブラジル、イタリアからインフル予防接種がコロナ重症化の減少に関係していると報告が出ています。

 

インフル予防接種で人間の全体的な免疫力が刺激され上昇し、結果コロナの重症化予防に結び付いたとも考えられます。

 

予防できる病気は予防する、今年はぜひインフルエンザワクチン接種をお勧めします。

 

なお、インフルエンザワクチンの効果は、接種して2週間ぐらいで免疫ができて、個人差はありますが5-6か月持続します。10月中旬から11月上旬に接種するのが良いかと考えます。

 

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