9月の急な気温低下にご注意ください
[2026.09.11]
9月に入り、朝晩を中心に急に涼しくなってきました。気温が下がると、体にはいくつかの変化が起こります。
寒さを感じると血管が収縮するため、血圧は上がりやすくなります。研究では、気温が低いほど血圧が高くなる傾向が報告されています。高血圧や心臓病のある方は、朝の血圧をいつもより注意して測るとよいでしょう。
また、糖尿病では季節によってHbA1cが変動することが知られており、寒い時期にやや高くなる傾向があります。気温低下そのものだけでなく、運動量の低下や食事・体重の変化も影響すると考えられています。
一方、腹痛や下痢などの胃腸症状については、単純に「寒くなったから」とは言い切れません。症状が続く場合は、感染性胃腸炎など別の原因も考える必要があります。
急に涼しくなった時期には、朝晩の服装や室温を調節して急激な寒冷刺激を避けること、家庭血圧を測定すること、糖尿病の方は血糖値・体重・運動量の変化を確認することが大切です。
杉田ありむら内科
