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2026年度インフルエンザワクチンについて

[2026.09.20]

2026年度インフルエンザワクチンについて

今年もインフルエンザワクチン接種の季節になりました。

インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異するため、世界各地の流行状況をもとにWHO(世界保健機関)が次のシーズンに流行すると予測されるウイルス株を検討し、それを参考に各国で使用するワクチンが決められます。

2026/27シーズンのインフルエンザワクチンは、**A型(H1N1)、A型(H3N2)、B型(Victoria系統)の3種類に対応する「3価ワクチン」**です。

インフルエンザワクチンは、接種すれば絶対に感染しないというものではありません。大切な目的の一つは、発症や重症化、入院などのリスクを減らすことです。特に65歳以上の方や、糖尿病、心疾患、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方では、インフルエンザをきっかけに肺炎などを合併したり、持病が悪化したりすることがあります。

接種後、十分な免疫ができるまでには一般に約2週間かかります。また、インフルエンザウイルスは変化し、ワクチンの内容もシーズンごとに更新されるため、昨年接種した方も毎年の接種を検討することが大切です。

副反応としては、接種部位の痛み、赤み、腫れなどが比較的よくみられ、発熱や倦怠感などが起こることもあります。多くは数日以内に改善します。

インフルエンザワクチンは「感染を完全に防ぐため」だけではなく、感染した場合の重症化をできるだけ防ぐためのワクチンと考えることが大切です。

杉田ありむら内科 院長

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