横浜市胃がん内視鏡検診
4月から、横浜市胃がん内視鏡検診を開始させていただきます。
横浜市在住の50歳以上の方が対象で、
70歳以上の方は無料、50歳~69歳迄の方は3,140円で受診できます。
内視鏡検査は検診の途中で確定診断のための病理検査を目的に粘膜片を採取する生検を行う場合があります。この生検は保険診療となりますので、別途費用がかかります。
胃がん検診で内視鏡検査を希望される方は、受診当日に保険証等を必ずお持ちください。
詳細については電話でお問い合わせ下さい 045-772-5588
以下の項目に該当される方は検診を実施できません。
•妊娠中の方
•現在、胃の疾患で治療中の場合
•咽頭や呼吸器に重篤な炎症や疾患が見られる場合
•新しい心筋梗塞や重篤な不整脈、心不全が見られる場合
•明らかな出血傾向またはその疑いのある場合、もしくは抗血栓薬を2種類以上服用している場合
•拡張期100以上または収縮期170以上の高血圧(降圧処置後に検査を行うことが望ましい)
•その他内視鏡検査に耐えられないと考えられる重篤な疾患を有する場合
•胃全摘術後の方
経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)について
昔の胃カメラは、口から管を挿入するタイプで吐き気や苦痛が伴いましたが、現在は鼻から細い管(先頭部分が5mm程度)を挿入する吐き気や苦痛の少ないタイプが一般的になっています。さらに楽な検査を希望の方には軽い静脈麻酔を併用いたします。
検査の流れ
検査前日
夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。
水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。
検査当日
朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。
検査中
ベッドに左向きになった状態で検査を行います。
検査時間はだいたい7分ぐらいです。
麻酔を使用しないときは内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。
診断を確かめるために、組織を採取したりすることがあります。
↓
もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。生検を行った際には検査当日はアルコールを飲まないでください。
留意事項
- 検査中は空気でお腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻りますので心配はありません。
- 検査後は静脈麻酔を使用した場合ベットで1時間ほど休んでから帰宅していただきます。